ここ数日、ChatGPT にハマりまくっているのですが、これもできる、あれもできる。というふうになっていまして。
ChatGPT と対話をしまくっているのですが。
職場で最近の ChatGPT について情報シェアしてみました。
ChatGPT、大学入試を難なく解く
まずは大学入試共通試験を、 ChatGPT が軽々解いてしまうという話題。
インターネットで、先日行われた2024年大学入試共通試験を、複数の生成AIに解かせて、学力を比べた。と言う記事が話題になっていたのですが。昨日ですね。
その記事では生成AIは数学が不得意だ。と書かれていまして。記事のリンクはいちいち貼りませんが。
その、生成AIは数学が不得意だ、という点について、私としてはけっこう違和感があったので、自分で試してみました。
方法としてはすごく簡単で、大学入試共通試験のスクショを撮ってですね、 ChatGPT にアップロードして、簡単なプロンプトで命令。
そうすると、計算問題くらいは、物の見事にさささっと解いて、さらに、空欄に当てはまる数字まで、ほぼ正確に答えられていましたね。 ChatGPT 。
さすがに、数式のグラフを選びなさい。みたいな問題については、数式のグラフを描くことはできても、生成 AI が作成したグラフと、試験問題のスクショに移ってあるグラフは同一のものである。と判断するのは多分けっこう難しいので。コンピューターにとっては。
そういうのは弱いと思うのですけれども。当然のことながら計算はめちゃくちゃ強く。
数学が苦手というよりは、日本の大学入試の試験問題の形式というか。要するにマークシートで数学を解かせるというですね、それは難しいのではないかと思いますね。生成 AI には。
ただそれは数学力の本質ではないなとは思いますけれども。
空欄に適切なヒトケタの正の整数は何か、みたいな。この辺をしっかり認識できるのが、人間的知性なのかもしれませんが。
それはともかく、iPhone版 ChatGPT で、インターネットで公開されている先日実施された大学共通テストの問題をスクショしてアップロードして解かせる。
というのを、ふだん生成 AI を使わない職場の方に実演したらですね。仮に A さんとしましょう。A さんの目の前で。
どんなリアクションをするのかな、と思ったら。最初はやはり「怖い」でしたね。これは何というか不気味の谷なのでしょうかね。
ヒトのリアルな人形を見ると、怖い。というのがありますよね。それの知性版というか。ヒトにかなり近いのだけれども、やはり人とは少し違う何か。それが人形であったり。コンピューターによる自動返答だったり。そういう、人にかなり近いのだけれども、やはり人とは少し違う何かを見たときに生じる、不気味な感情というのは、目の前に実際に物理的対象として存在していなくても、それが情報であっても、その不気味な感情。は、私たちの心に、生じるのかもしれません。
ただ、その、A さん。次の瞬間には、これをうまく使えば、高校、大学入試をすべて乗り切れるかも。みたいなことおっしゃってましたね。
要するに、うまくカンニングできるのではないか。と。おっしゃっていました。
なるほど、そのような発想があるのか、どう今度は私の方が驚いたのですが。
私はこの生成 AI を使ってカンニングをしたい、みたいなことはあまり思いつかなかったのですね。
それよりも、大学入試はもっと難しくなるだろうな、くらいは思いましたけれども。
現状、 ChatGPT では難しい、高度な数学的な問題というか。高度な処理というか。というのは、もうそれはまだまだ本当に山ほどありますので。
これは計算リソースの問題というか。通信リソースの問題でもあるかもしれませんが。後は電力とか。
とにかく、今の ChatGPT に難しいと言うのは、何らか技術革新が起きて、今よ少ない計算リソースや通信リソース、電力で ChatGPT を操作することができると。そうなると、今、2024年1月の段階で、 ChatGPT ではエラーを起こしてしまう質問内容も、 ChatGPT が答えられるようになるかもしれませんね。
話がとっちらかってしまいましたが、 ChatGPT が共通テストのスクショを見て、いきなり計算をし始めたのを見たとき、私は、これは大学入試がめちゃくちゃ難化するなと。そして何かのスピードは加速度的になるなと。思ったのですが、「カンニングできる!」というふうな感想を持つ人もいるようです。
生成 AI で芥川賞
もう一つの話題で、先日発表された芥川賞受賞作品が、生成 AI を駆使して執筆された。というのがありますね。
生成 AI で小説を書くのは至難の業だと。実際に使っている私にはわかるのですが。というか現時点で非効率的じゃないですかね。と思うのですが。
実際のその、芥川賞受賞作品を読んでいないので、何とも言えないところではありますが。
読みたいな点と思い、紙の本を注文しようと思ったのですが、Amazon では品切れ。Kindleでは買いたくない。
ということで、読むのはしばらく先になりそうです。
さてこの件についても、A さんに話題を振ってみました。
「ズルい!」
という反応でした。
SNS 上でも、生成 AI を駆使した文学作品に、芥川賞を与えるべきではない。といった意見が散見されましたね。
これもけっこう意外というか。「ズルい!」という感想は私の中になかったので。
貴重な意見でしたね。
前述の通り、普段から生成 AI を使いまくっている身としては、むしろ逆によく現在の生成AIで小説を書ききったな。たとえ一部でも、生成AIの文章を採用したいと判断することができたな。
という驚きが大きいです。
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