2025 年 4 月 12 日、ウォーク・イン・ジャパンさんによる土佐「塩の道」ツアーに、スタッフとして参加しました。
「塩の道」は、香南市は赤岡から香美市物部まで整備されている、日本・高知の自然と歴史を存分に体験できる古道トレイル・コース。
本来は赤岡から徳島、そして瀬戸内へ続いていたそうですが、現在、コースとして整備されているのは物部までの約 30 km。
私は去年の 7 月頃から関わるようになり、モニター・ツアーなど含め今回で 3 回目の現地スタッフ参加。
今回の「塩の道」ツアーは、ウォーク・イン・ジャパンさん企画のもので、お客さまはアメリカ、オーストラリアの方が中心。
高知の山奥、本当に本当に山奥のカルチャーに、海外の方に注目いただいていることに、驚きと嬉しさを感じています。
私としても、塩の道が持続可能な取り組みとして維持されるよう、これからも協力していきたいですね。
今回歩いた「塩の道」コースの紹介
今回、ウォーク・イン・ジャパンさんのツアーとして歩いたのは、中谷川登り口から久保川見渡し地蔵までの約 10 km。
自然のなかに日本・高知独特の古文化を感じることのできるコースです。
中谷川登り口の案内看板

近くに石標があり、ツアーの最初に山の神さまをお参りします。

出発。

割と普通に山道です。

臼杵店屋跡
山中に現れる、古文化を感じられるポイント。

20 年前までここに人が「生活の一部」として訪れていたことがわかります。

コース中に観察できる植物
この時期はユキモチソウをたくさん見ることができます。

日本でも、四国と奈良、三重でしか観察できない、珍しい植物です。
シャガの群生地も。

ちなみにシャガは中国原産で、帰化植物です。
庄谷相屋敷丁石
「塩の道」復興整備の起点になった史跡です。

馬頭観音
観音さまの頭の上に、馬が彫られている、珍しい像。

里見休憩所

ここで昼食。

この塩の道弁当、ほんまに美味しいです。
久保川

まだまだ桜が美しかったです。

高知の、山奥の、素朴な自然のなかで、独特の古文化に想いをはせることのできるトレイル・コース、「塩の道」。
ぜひ一度、できればガイド付きで歩いてみてください!
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