読書会でレベッカ・バクストン、リサ・ホワイティング (編)『哲学の女王たち』を紹介 (2024 年 5 月 21 日)

日記

19 時から蔦屋書店の読書会。

この読書会は、参加メンバーがそれぞれ、オススメ本を持ち寄り、紹介。そしてその日の会でいちばん読みたいと本が投票で一冊選ばれる、という形式。

私が今回、紹介したのはレベッカ・バクストン、リサ・ホワイティング (編)『哲学の女王たち』。

『哲学の女王たち』

哲学史上の女性哲学者を紹介する本。女性哲学者と言えば、私なんかだとすぐ思い浮かぶのはボーヴォワール。それからアーレント。シモーヌ・ヴェイユやスーザン・ソンタグあたりですね。

こう並べると現代の人物が多いし、多いとは言え男性哲学者に比べたら圧倒的に少ない。

では 19 世紀以前はどうだったかというと、もちろん、女性哲学者、思想家は活躍していました。

が、あまりふつうの、教科書的な哲学史には登場しません。

そして私もこの本を読むまで知らない哲学者が多かったですね。

そういう点で、非常に勉強になります。

フェミニズムだけではない

女性と思想、というと、どうしてもフェミニズムを思い浮かべてしまうのですが、私の場合。もちろん、フェミニズム思想家も紹介されていますが、この本はそれだけではなく。哲学の主要なトピックと言えば、存在や認識なのですが、そういった存在や認識について考察した女性哲学者も紹介されています。

人物像も垣間見える

さらにこの本は、単なる思想内容の紹介にとどまらず、女性哲学者たちの普段の生活も紹介されていて、各哲学者の人物像が垣間見えて親しみも覚えますし、そして読みやすいですよね。どういった人間関係を構築していたとか。そういった話を混ぜてもらうと。単に思想の紹介だけでなく。

群馬旅行のみやげ話

本を紹介する前に、最近、群馬に行っていたので、その話もさせていただきました。

とは言え、本に全く関係ない話をするのも良くないので、群馬にあった素敵な書店や、群馬で買った本などですね。お話ししました。

### 本屋ブーケ

群馬で行った書店は、高崎市の本屋ブーケですね。

最近開店した、小さな、選書にこだわりのある書店さん。

山田かまち美術館

それから、高崎では山田かまち美術館にも行きまして。

そこで図録を買ったので、それも紹介しました。

それで、今回の読書会で、参加者がいちばん読みたいと思った本ですが、私のオススメの『哲学の女王』が選ばれまして、あるがとうございます。

これで 2 回目? 3 回目でしょうか。才能あるかも。本を紹介する。わたし。

ブログ執筆など

読書会のあとは、航空券の購入をしたり、それからブログを書いたり。

運動

さらに 23 時くらいから運動。ランニングだけですが。

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