仕事後、Alpha Drive 高知さんの「かける bar」に参加。
Alpha Drive 高知さんは、新規事業コンサルなどを手掛ける Alpha Drive さんの高知拠点。
Alpha Drive さんとは？
株式会社アルファドライブ（AlphaDrive）は、「人の可能性をひらく」をミッションとし、新規事業開発や組織変革、人材育成を支援する総合コンサルティング企業。2018年の創業以来、多くの企業や自治体と協働し、イノベーションを創出するための支援を行ってきました。
2024年には、創業者である麻生要一氏が設立した特定目的会社（AD SPC合同会社）を通じて、親会社であった株式会社ユーザベースから独立。経営の自由度を高めるカーブアウトを実施しました。この独立により、AlphaDriveはより柔軟で自由な事業展開を進めることが可能となり、特に新規事業創出支援におけるリーダーシップを強化しています。
過去には、経済メディア「NewsPicks」と連携し、法人向け事業「AlphaDrive/NewsPicks」を展開していましたが、独立後は「株式会社Ambitions」として新たなメディア事業を展開しています。
AlphaDriveの事業は、新規事業開発の支援だけでなく、組織の文化改革や変革人材の育成にも力を入れています。また、地方創生にも積極的に取り組み、特に高知県土佐町を拠点に地域資源を活用した新規事業開発を推進しています。このように、企業や地域社会の潜在力を引き出し、持続可能な未来を創造するための包括的な支援を提供しています。
AlphaDriveは、経営の自由度と柔軟性を活かし、社会全体におけるイノベーションの加速を目指すリーディングカンパニーとして成長中。
Alpha Drive 高知さんとは？
で、その高知拠点が Alpha Drive 高知さんなのですが、高知県の産業振興と地域活性化を目的に設立され、企業や自治体と連携して新規事業開発や人材育成、組織活性化の支援を行っています。
2030年までに「高知から100の新規事業と300の起業家人材を生み出す」という長期経営ビジョンを掲げていて、具体的な取り組みとして、地産外商を推進する新事業「TOMO LAB（共ラボ）」を開始し、高知の伝統工芸職人と共に新しい価値を創出。
また、土佐打刃物職人の廃材を活用したサステナブルな新素材「鍛冶黒 -KAJIKURO-」を開発し、地域資源の有効活用にも取り組んでいます。
かける bar
かける bar は、Alpha Drive 高知さんが開催している交流会で、高知で「とがった」取り組みをしている方をピックアップして、お酒を飲みながらプレゼンを聞く、というもの。
私はお酒を飲まないですが、1 月になんと！ 発表することとなり、視察に行ってきました。
この日のテーマは農業で、発表者は室戸でバナナ農家をされている方と、高知東部で農業法人を経営されている方。
お二方の目指している農業のビジョンが全然違っていて、どちらが良かったとか、そういうのを比べようがなく、どちらの方のプレゼンも良かったのですが、バナナ農家さんは移住されてきて、とにかくバナナを栽培してみようと、挑戦されている方。
実際に食べたのですが、沖縄の島バナナみたいな可愛いサイズだったのですが、バナナ特有の甘みの中に、ほんのりほどよい酸味があり、とてもおいしかったです。
もうひと方は、農業の労務をデータ管理しようとされている方で、それは私も非常に、大切だな、と思いました。原材料費としての人件費ですね、農業の現場で、どういった作業にどれくらい時間がかかって、それがいくらかかっているのか、感覚でとらえている人が多いと思うのですが、農業従事者さんは。それをしっかり、いわゆる「見える化」すれば、農業の経済性はもっと高くなると思うんですよね。
ただ、それが難しい。
なぜか。
「そういうのやりたくないから農業をしている」
みたいな考え方の人もまた、農業の大事な担い手だから。
要するに、農業の、のんびり・マイペースな、サラリーマンとは違う働き方に憧れ、あるいはそれに慣れている人たちの存在というが、農業の経済性がなかなか向上しない原因だとも思うんですね。
ただ、そういった人たちを否定はできないというか。
だって、やっぱり、「のんびり・マイペースな」みたいなのは、農業の魅力のひとつですから。
ただ、実際は「のんびり・マイペースな」わけないし（笑）、それに「マイペース」に農業していたら今の時代、上手く経営できないと思いますけどね。
なんてことを考えてしまった、かける bar への参加でした。
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